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歯の検診は痛みがなくても行きましょう②

やることは分かったけど本当にやったほうがいいのか?

結果としては絶対やるべきなのでこの記事を書いているのですが、まず、虫歯があったら治さないといけません。

虫歯は痛みが出ないと自分では発見することができず、痛みが出る頃にはだいぶ進行しています。

1度虫歯になってしまうと、治療しない限り治ることはありません。

虫歯が進行すればするほど治療も複雑になっていき、金額も高くなっていきます。

歯を抜くことになりインプラント治療をするとなると1本で30万円前後かかってしまい、更には治療期間も長くかかってしまいます。

ということは、虫歯は借金を作っていることと同じことなのです。

 

それに虫歯を治療したところは、何もしてない歯よりも再び虫歯になったり膿んだりという問題が出やすくなってしまい、そしたらまた治療して…と悪循環になってしまいます。

なので、検診は定期的に行って虫歯を作らないようにお口の中の環境を整えることが一番なのです。

 

それから虫歯の他に歯周病の問題もあります。

歯周病は虫歯に比べて詳しいことはわからない人が多いと思うのですが、歯周病とは歯を支えている組織がどんどん弱くなり、歯を支えることができなくなってしまうことです。

歯周病も初期症状では痛みなどがないため自分で気づくことができません。

最初は歯茎が炎症して腫れてくるのですが、そのままでいると歯ブラシで出血があります。そうすると自分でも分かるのですがその時点でも痛みはないのでほっておく人が多いです。

そのまま進行していくと、歯は元々骨に埋まっていて支えられているのですが、その支えている骨が溶けていってしまいます。

そうすると歯周ポケットが深くなっていき、より汚れもたまりやすくなり、進行もしやすくなります。

そして支えている骨がなくなってくるとグラグラしていき、最終的には虫歯でもないのに抜かなくてはいけなくなってしまう場合もあります。

 

そして歯周病も良くなっていくことはなく、進行してしまったらそれを維持するのが限界になってしまいます。

進行すればするほどメンテナンスも難しくなっていくので進行する前に検診でクリーニングをして予防していくことが大切です。

 

検診は本当に大切なのでぜひ受けてください!

 

クリーニングは痛い…という印象を持っている方も多いと思うのですが、歯垢や歯石は歯と歯茎の境目、もしくは歯と歯茎の間に歯周ポケットというものがあるのですが、そのポケットの中についていたりします。

これらの汚れを取るときはどうしても歯茎を触って取っていくのです。

考えるだけで痛そう…!と思うかもしれないのですが、健康な歯茎の場合はそんなに痛みを感じることはありません。(人によって差はあります。)

痛みを感じることが多いのは、歯茎が腫れている、炎症がある場合に多いのです。

そしてそういった人は結構な確率でいます。

実際、普段歯ブラシで完璧に磨けている人はとても少ないのが現状です。

毎日行うことなので相当お口の衛生に対して気にしている人でない限りは大体の人は歯茎が炎症を起こしています。

なので、毎日歯ブラシを頑張っていればクリーニング時の痛みも減るかもしれません!

 

歯科医院に行った後は家でも磨き方を気をつけるかもしれませんが、だんだんと忘れていってしまい自己流のやり方に戻ってしまうので、歯磨き指導を受けその度に思い出すようにしましょう。

 

歯の定期検診はだいたい4ヶ月に1回、長くても6ヶ月に1回は受けた方が良いとされています。

半年に1回は長いと思いきや、意外とあっという間に来てしまうので注意が必要です。

だいたいの歯医者ではその期間になるとハガキやメールでお知らせをくれるのでぜひそれを活用して忘れないようにし、痛みや問題がなくても検診に行くようにしましょう!!