ホームホワイトニングは、その名の通り自宅で歯を白くする方法です。

今回は気軽に歯を白くできることができる、ホームホワイトニングについて解説します。

 

 

ホームホワイトニングの特徴

 

• 自宅で簡単に行える
• 回数と時間がかかる
• しみにくい
• 後戻りしにくい
• 奥歯も白くできる

 

ホームホワイトニングは、好きな時に簡単に歯を白くすることができます。

オフィスホワイトニングに比べて時間と回数がかかりますが、ゆっくりと歯を白くすることで後戻りしにくく知覚過敏も起きにくいことがメリットです。

前歯だけでなく、奥歯を白くすることも可能です。

歯科医院でホームホワイトニング用のマウスピースを製作し、ジェル状になった薬剤をマウスピース内に入れて歯に装着し、1日2時間を2週間ほど繰り返します。

ホームホワイトニングの薬剤の濃度は10%・16%・22%などがあり、濃度が高いほど白くなるスピードが速いですが、日本で購入できるのは10%です。

 

 

 

ホームホワイトニングの流れ

 

カウンセリング

ホームホワイトニングについての説明や、口腔内が安全にホワイトニングできる状態かを確認します。

虫歯や歯周病がある場合は、ホワイトニング中に痛みがなどの影響がでる可能性があるため治療を優先する場合があります。

 

マウスピースの型取り

マウスピースの型取りをし、製作します。

マウスピース製作にかかる期間は一週間程度です。

 

ホームホワイトニング開始

マウスピースが完成したら、いよいよホームホワイトニング開始です。

使い方や注意事項、取り扱いについて確認します。

 

メンテナンス

定期的にメンテナンスを受けることで歯の白さをキープできます。

色の変化や後戻りをチェックし、さらに白くしたい場合は追加のジェルを購入するか、オフィスホワイトニングを検討します。（デュアルホワイトニング）

 

 

 

ホームホワイトニングの使用方法

 

ブラッシング

歯の表面の汚れをブラッシングで取り除きます。

 

ホワイトニングジェルの注入

対象の歯に一歯ずつジェルを注入します。

ジェルを入れすぎないようにゆっくりと注入しましょう。

 

マウスピース装着

マウスピースを歯に装着します。

ジェルがはみ出した時はティッシュで拭き取ってください。

※装着時間は指示通り行なってください

※装着中は飲食はできません

 

マウスピースを外す

マウスピーを外し、ブラッシングやうがいで口腔内のジェルを洗い流します。

ジェルが残らないように、マウスピースも綿棒や歯ブラシで優しく洗い、乾燥させてください。

※マウスピースの劣化の原因になるので、熱いお湯や歯磨き粉は使用しないでください

 

 

 

ホームホワイトニングの注意事項

 

マウスピースを外した後は30分間飲食を控えてください。

特に、コーヒーやカレーなどの色の濃いものを控えるとより効果が長持ちします。

ジェルを温度が高い場所に保管すると劣化の原因になります。

直射日光を避け、できるだけ冷暗所で保管しましょう。

ホームホワイトニング期間は、知覚過敏や歯肉の痛みが出やすくなります。

一時的に中断すればおさまりますが、我慢できない痛みの場合は歯科医師にご相談ください。

痛みがなくなれば再開していただいて問題ありません。

 

 

タッチアップとは

ホワイトニングの後戻りを防ぎ、白さをキープすることをタッチアップといいます。

個人差がありますが、ホワイトニング後は半年ほどかけてゆっくりと後戻りし、2年ほどで元の色に戻ります。

タッチアップの頻度は、最初は月に一回3日程度で行うと良いでしょう。

継続することで後戻りが起きにくくなりますので、その場合は半年に一回程度でも問題ありません。

定期的にタッチアップして白い歯をキープしましょう。

 

 

歯が白いことで清潔感がアップし、アンチエイジング効果も期待できます。

ホームホワイトニングに興味をお持ちの方は、歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。